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ヴォイヴォド (バンド) : ミニ英和和英辞書
ヴォイヴォド (バンド)
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。


ヴォイヴォド (バンド) : ウィキペディア日本語版
ヴォイヴォド (バンド)

ヴォイヴォドVOIVOD) は、カナダヘヴィメタルバンドである。初期の頃はVOÏ VODと表記していた。
1984年のデビュー当初はスラッシュ・メタルであったが、5thアルバム『Nothingface』の頃よりプログレッシブ・メタル色が強くなる。ヴォーカルがエリック・フォレストへ代わった8th『Negatron』ではパンテラを彷彿とさせるヘヴィネスなサウンドに変化した。
2001年にはオリジナル・ヴォーカリストのスネイクが復帰し、翌年には元メタリカのジェイソン・ニューステッドがジェイソニックとして加入し話題を集めた。
2005年にギターのピギーが癌の為に亡くなるという悲劇に見舞われるものの、残されたメンバーは既に録音されていたギター・トラックを元に、11thアルバム『Katorz』を2006年にリリースした。
==略歴==
1982年にスネイク(Vo)、ピギー(G)、ブラッキー(B)、アウェイ(Ds)の4人により結成される。結成当時はヴェノムモーターヘッドジューダス・プリーストのカバーを演奏していたが、まもなくオリジナル曲を作るようになり、1984年にメタル・ブレイドより『War And Pain』でデビューした。
その後、ノイズ・レコードに移籍し、2ndアルバム『RRRÖÖÖAAARRR』(1986年)、3rdアルバム『Killing Technology』(1987年)、4thアルバム『Dimension Hatröss』(1988年)と順調にリリースを重ねた。
1989年にはMCAレコード傘下のメカニック・レコードより5thアルバム『Nothingface』をリリースした。このアルバムは従来のスラッシュメタルからサイケデリックプログレッシブ・メタルに路線変更した。
1991年にはラッシュのプロデューサーとして有名なテリー・ブラウンを起用し、前作のプログレッシブな雰囲気はそのままに、よりストレートなハードロック曲を中心として6thアルバム『Angel Rat』をリリースするが、リリース直後にベースのブラッキーが脱退、バンドはピエール・セント・ジョアンをサポートにツアーを行う。
1993年にはベース不在のまま、7thアルバム『The Outer Limits』をリリース。前2作のサイケデリック路線とストレートなハードロック曲を融合させつつもピンク・フロイドキング・クリムゾンラッシュの影響をストレートに表現した。
1994年にヴォーカルのスネイクが脱退し、後任にE-Forceのエリック・フォレストがヴォーカルとベースを兼任する形で1995年加入し、8thアルバム『Negatron』をリリースする。このアルバムは曲自体は前作の延長であるものの、これまでのスネイクの爬虫類的なヴォーカルから、新加入のエリックの咆哮するヴォーカルに変化し、またギターサウンドもこれまで以上に強く歪ませており、当時主流だったパンテラなどのヘヴィ・ロックを強く意識した形となった。
1997年には9thアルバム『Phobos』をリリースした。
2001年にエリック・フォレストが脱退し、オリジナル・ヴォーカリストのスネイクが再加入し、ベースには元メタリカのジェイソン・ニューステッドがジェイソニックとして2002年に加入した。そして翌年2003年にセルフタイトルの10thアルバム『Voivod』をリリースした。
2005年、ピギーが結腸癌の合併症のため亡くなる。残されたメンバーはピギーが録音していたギター・トラックを元にアルバムの製作を行い、2006年に11thアルバム『Katorz』をリリースした。
2008年9月に開催されたTHRASH DOMINATION 08で初来日を果たす。ベースはブラッキー、ギターはダニエル・モングレイン(後に「チューウィー」というニックネームで正式メンバーとなる)という編成であった。
2009年、再びピギーの残したトラックを元にしたアルバム『Infini』がリリースされ、当時はこれがラスト・アルバムになると発表されていた〔ありがとうヴォイヴォド(Voivod)。ラスト・アルバムがいよいよリリースに! - CDJournal.com ニュース 〕。
その後、バンドはブラッキーとチューウィーを加えたラインナップで活動を続け、2011年にライブ・アルバム『Warriors of Ice』をリリース。そして2013年には新作のスタジオ・アルバム『Target Earth』をリリースした。
2014年7月、ブラッキーが再びバンドを脱退したことが発表された〔Voivod's Snake Talks To 'Do You Know Jack?' At Heavy Montreal Festival (Audio) - Blabbermouth.net - 2014年9月25日閲覧〕。同月12日の公演より、以前スティーヴ・ヒルというブルース・ミュージシャンと共に活動していたロッキー(ドミニク・ラロッシュ)がベースを担当している〔。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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